日本時間17日(金)の深夜2時より、
アップルがスペシャルイベントを開催することを告知しました。
本イベントですが、
米Appleのクパチーノ本社内のキャンパスにて現地時間の10月16日午前10時(日本では10月17日の午前2時からです、お間違えのないように!)より開催されます。
招待状に記されている「It's been way too long.」という一文ですが、
先月のiPhoneの他にまだ発表していない何かがあることを匂わす内容であるように思います。
日本語に解釈しますと、「長い間お待たせ致しました。」といった感じでしょうか?
そこで本投稿では、
ソフトとハードの両面から当日何が発表されるかについて予想したいと思います。
それではまずソフト面から予想してみたいと思います。
現状において発表が最も有力視されているのはOS X Yosemiteでしょう。
根拠としては昨年の同時期にもアップルはスペシャルイベントを開催しており、
そのタイミングで当時の最新のOS XであるMavericksの配信が一般向けに開始されました。
従って今回のイベントでは昨年と同様、Yosemiteについては同日より一般向けに配布が開始されると思われます。
私は手持ちのiMacとMacBook Pro Retinaディスプレイモデルにて一足早く開発者向けのベータ版を使っており、既にその便利さを手放せないほど体感しています。
私個人が選ぶ特に便利な新機能としましては、
iCloud Driveに加え、iOSとOS Xの間におけるHandoffやAirDropといったContinuityに総称される機能が挙げられ、
当日配信が開始されましたら即ダウンロードしてインストールしてみたいと思っています。
そして次に何らかの発表が有力視されるのは「Apple Pay」ではないでしょうか?
先月のイベントにて既に開発者向けにAPIが公開されることが明言されていますので、
こちらについてはもう一歩踏み込んだアナウンスがされることを期待できるかもしれません。
ただ日本では、標準となるNFCの通信規格の互換性問題から現状において全く使えないことが発覚しており、それをサポートしているiPhone 6 / 6 Plusが発売したにもかかわらず全くと言っていいほど話題にならないApple Payではありますが、
アメリカでは今月10月よりサービスを開始することが表明されています。
このように日本では影の薄いApple Payですが、
どのくらい薄いかと言いますと、日本のアップルの公式サイトではApple Payの紹介ページ自体が用意されていないほどです。(・_・)
以上の背景から、日本でのサービス展開は現状ほぼ絶望的なApple Payですが、
日本であっても直営のアップルストアに限り試験的に導入するといった措置がもし取られるのであれば、私個人としては是非体験してみたいものです。
第3に、これは私の個人的希望になってしまうのかもしれませんが、
Apple WatchのSDKとより詳細な発売時期について、何らかの発表があってもおかしくはないのではないでしょうか?
というのも現段階の状況として、
Apple Watchのアプリ開発におけるSDKが一般向けに提供されるのかどうかについて、アップルから具体的な発表がなく、その全貌が明らかになっていません。
このように生粋なソフトウェア面の発表であれば、
今年の6月に開催されたWWDCが記憶に新しいように今度は来年のWWDCで発表するのかもしれませんが、
しかしその時期まで待っていると、そもそも来年の発売を前にSDKを一般向けに提供することができない可能性すらあるのではないでしょうか?
iPhoneの場合、発売して初期の時点ではSDKが一般向けに公開されてはいなかった背景がありますので、今回Apple Watchも同じ道を辿ることになるのかもしれませんが、
発売前にSDKが配布されると仮定した場合、「今回発表しなければいつ発表する?」
来年の発売までの猶予期間として、今回のイベントにてSDKについての詳細を一般に公開する、または配信をスタートするというシナリオは十分考えられるのではないでしょうか?
もしこのシナリオが実現した場合、
SDKだけ配布されても実機が手元にないのだから厳密な意味ではテストが行えず、開発者としては「時期尚早」や「宝の持ち腐れである」という意見の方もいらっしゃるかもしれません。
ただ私個人としましては、
本体の発売よりも先にシミュレータだけでも配布して頂ければ開発者として嬉しさのあまり狂喜乱舞する自信がありますので(笑)、一刻も早い情報の開示を望みたいところです。
次にハード面になりますが、
こちらについては「新型iPadについての話題」と「4KについてのMacの話題」の2つについて、特に一般の関心が高いのではないかと感じます。
まず前者のiPadについてですが、
先月発表されたばかりのiPhoneに倣い順当にスペックアップしたモデルが発表される可能性や、Touch ID機能の搭載および新色として新たにゴールドが追加されることが考えられると思うのですが、
その他には既存の枠に留まらない噂として「新たに12.9インチの大型モデルが追加される」「iOSとOS Xの要素を併せ持つタブレットになる」といった情報があるようです。
そして本日、新たに「Retina HD Displayを搭載した新型iPadが発表される?」という噂まで飛び込んできました。
もしこの情報が真実であった場合、
私としては一人の開発者として見過ごせない問題に直面することになると考えます。
なぜなら今までiPadはすべて4:3の解像度の画面を採用しており、
この情報がもし本当であればiPhone 6 / 6 Plusの例のように、新たな解像度のデバイスに対応しなければならないからです。
ただユーザ側からしますと、
16:9の画面を採用することでHD解像度の映像を試聴する際に上下の黒帯がない状態で楽しめるというメリットもあります。
私の周りでもiPadが16:9の画面であれば欲しいといった需要は多く聞かれますし、個人的にも16:9のiPadがどのようなデバイスになるのか見てみたい気もします。
またマーケティングの観点から見ると、
タブレットはスマホと比較すると日常的な使用頻度に差があることは明白で、結果的に耐用年数が一般的に長いことから買い替え需要が低い傾向がありますので、既存ユーザに対してはどのように買い替え需要を促すかが争点になるそうです。
したがって新色としてゴールドを追加することや、16:9の画面のように全く新たな仕様を採用することは十分に考えられ、私個人から見ても十分に実現する可能性はあると思います。
またiPad miniの新型が発表されるかについてですが、
本ブログでも過去に言及したとおりiPhone 6 Plusとの差別化が鍵になると思いますので、
これについて何らかの有効な打開策が提唱され同時に実現されない限りは、新型が発表されること自体が世間から求められていないのではないでしょうか?
次に4KについてのMac関連の話題についてです。
私個人としては、招待状の一文の意味がこれについてのことでしたら嬉しいですし、
実際本イベントにて私が最も期待していることは4Kについての言及でもあります。
今回のイベントでの4Kについての言及ですが、
OS X Yosemiteの仕様を理由に十分にありえると私は考えています。
その理由とは、システムフォントがOS Xがリリースされて初めて変更になったことであり、
これこそがMacおける4K解像度対応に対する布石だと私は思うからです。
詳しくは上記のリンクにて説明がされていますが、私からも簡単に説明させて頂きます。
OS X Yosemiteでは、より高解像度のRetinaディスプレイにてその細部の表現が映える「Helvetica Neue」と呼ばれるフォントを新たに採用しており、
逆に非Retinaである解像度の低いディスプレイでは、表示が荒く見えてしまう欠点があります。
これについての私の実体験としまして、
手持ちのiMacにOS X Yosemiteをインストールして検証してみたところ、Retinaディスプレイを搭載していないためか文字の滲みが目立ち、物足りなさを感じるという出来事がありました。
逆にRetinaディスプレイを搭載しているMacBook Proでは、細部まで綺麗に表示され非常に満足できる環境に感じられました。
まずThunderbolt Displayについてですが、
もしRetina化を果たすことになれば、4Kを跳び越え一気に5,120 × 2,880という5Kに相当する驚異的なスペックを手に入れることになります。
また現行の最新モデルのスペックについては、
未だにUSB3.0を搭載しておらず、ThunderboltおよびMagSafeについては次世代の2を採用していないこともあり、時代遅れであることは否めないかもしれません。
さらにはApple Online StoreにてMac Proを購入する際に4Kディスプレイも一緒に購入する場合、Sharp製のディスプレイしか選択肢が無いため、
もしThunderbolt Displayが4K解像度に対応することになれば、
4KディスプレイもApple製のものを買いたいと望むユーザの需要を満たすことは確実でしょう。
このMac Proに並んで遂に登場することになるアップル製の4Kディスプレイこそが、招待状の一文の冒頭に記された「It」の正体ではないかと私は推測しています。
したがってThunderbolt Displayについては、上記2点について対応するかどうかが最大の見どころになると思います。
続いてiMacですが、
本体の形状が似ていることもあり、上記のThunderbolt Displayと同等のスペックアップがあるかを期待できるのではないでしょうか?
私個人としては27インチのiMacを所有していることもあり、
21.5インチモデルでは3,840 × 2,160、27インチモデルでは5,120 × 2,880の解像度を手に入れることになるかどうかについて、当日は注目したいです。
また私個人としましては、
もしThunderbolt DisplayとiMacがどちらもRetina化を果たした場合、一方のみを選ぶのであれば前者のThunderbolt Displayを選ぶつもりでいます。
その理由の一つとしては、
Thunderbolt Displayであれば接続するパソコンのOSがMacでなくても基本的に使えますが、
iMacの場合は純粋なモニタではなく一体型PCであるため、他のパソコンのモニタとして使うには「ターゲットディスプレイモード」と呼ばれる機能を用いる必要があることが挙げられます。
具体的には、
このターゲットディスプレイモードは基本的にMacの外付けモニタとして使うことが前提の機能であるため、WindowsやLinuxからも利用できるかについては保証されていないからです。
ただしこれは正式には保証されていないというだけで、実際にはWindowsの外付けモニタとして利用することに成功したと報告されている方もいらっしゃいます。
ですのでMac以外のOSからも外付けモニタとして使えるかどうかという問題については、あまりシビアに考える必要はないと思います。
加えて私個人の都合としましては、
既に27インチのiMacを所有している関係から、新たに購入するのであればiMacよりも外付けモニタとしての汎用性が高いThunderbolt Displayを選びたいという気持ちが大きいことが理由に挙がります。
さらに高解像度ディスプレイについて、上に並んでもう1つ個人的なエピソードがあります。
それは、
当時存在するApple製品の中でアプリ開発の面から見ると、Retinaディスプレイを搭載しているiPadのシミュレータを等倍表示できるのは、同じくRetinaディスプレイを搭載しているMacBook Proしかなかったという理由から、同MacBook Proを購入したと言っても過言ではないという背景です。
このことから、
それ以外のMacでも等倍表示が可能になる4Kディスプレイが発売されることになれば、結果的にMacを選ぶ際の選択肢が広がることになり、私としましては非常に喜ばしいことであると感じます。
そして最後に、
ここまで述べてきたどの噂にも当てはまらない製品として、一部の層から新型のMac miniを待望する声が大きいようです。
事情知るとそれもそのはずで、
したがってThunderbolt Displayについては、上記2点について対応するかどうかが最大の見どころになると思います。
続いてiMacですが、
本体の形状が似ていることもあり、上記のThunderbolt Displayと同等のスペックアップがあるかを期待できるのではないでしょうか?
私個人としては27インチのiMacを所有していることもあり、
21.5インチモデルでは3,840 × 2,160、27インチモデルでは5,120 × 2,880の解像度を手に入れることになるかどうかについて、当日は注目したいです。
また私個人としましては、
もしThunderbolt DisplayとiMacがどちらもRetina化を果たした場合、一方のみを選ぶのであれば前者のThunderbolt Displayを選ぶつもりでいます。
その理由の一つとしては、
Thunderbolt Displayであれば接続するパソコンのOSがMacでなくても基本的に使えますが、
iMacの場合は純粋なモニタではなく一体型PCであるため、他のパソコンのモニタとして使うには「ターゲットディスプレイモード」と呼ばれる機能を用いる必要があることが挙げられます。
具体的には、
このターゲットディスプレイモードは基本的にMacの外付けモニタとして使うことが前提の機能であるため、WindowsやLinuxからも利用できるかについては保証されていないからです。
ただしこれは正式には保証されていないというだけで、実際にはWindowsの外付けモニタとして利用することに成功したと報告されている方もいらっしゃいます。
ですのでMac以外のOSからも外付けモニタとして使えるかどうかという問題については、あまりシビアに考える必要はないと思います。
加えて私個人の都合としましては、
既に27インチのiMacを所有している関係から、新たに購入するのであればiMacよりも外付けモニタとしての汎用性が高いThunderbolt Displayを選びたいという気持ちが大きいことが理由に挙がります。
さらに高解像度ディスプレイについて、上に並んでもう1つ個人的なエピソードがあります。
それは、
当時存在するApple製品の中でアプリ開発の面から見ると、Retinaディスプレイを搭載しているiPadのシミュレータを等倍表示できるのは、同じくRetinaディスプレイを搭載しているMacBook Proしかなかったという理由から、同MacBook Proを購入したと言っても過言ではないという背景です。
このことから、
それ以外のMacでも等倍表示が可能になる4Kディスプレイが発売されることになれば、結果的にMacを選ぶ際の選択肢が広がることになり、私としましては非常に喜ばしいことであると感じます。
そして最後に、
ここまで述べてきたどの噂にも当てはまらない製品として、一部の層から新型のMac miniを待望する声が大きいようです。
事情知るとそれもそのはずで、
なぜならMac miniは2012年に新型が発表されたのを最後に一度も新製品が発売されていません。
Mac miniは液晶モニタが付属しないことも相まってデスクトップ型のMacの中では最も安く購入でき、
同製品ラインの中では一般的にミドルスペックと評されるものの実際は堅実な人気がある製品であると私は思っています。
また私としましては、こちらについてもMacBook Proと同様に個人的なエピソードがあります。
私は大学時代の卒業研究にて、1年間Mac miniをメインに使っていました。
大学を卒業した今ではMac miniに触れる機会はありませんが、
在学中にはちょうど上で紹介した2012年モデルが登場したり、
さらにはMountain Lionに対応していないXcode 3.2.6を無理矢理インストールしたせいでカーネルパニックを起こし、OS Xが起動しなくなるというハプニングに遭ったりもしました。
そういった意味では、
大学在学中のみの付き合いではあるもののMac miniには記憶に残る出来事が沢山あり、同時に思い入れについても同じくらい存在します。
来週のイベントで本当に新型のMac miniがお披露目になるのであれば嬉しい限りです。
以上が、私が予想するスペシャルイベントの内容になります。
本イベントについて、是非皆さんの意見も聞かせて頂けましたら嬉しいです。
・終わりに
最近のアップル界隈をめぐる話題につきましては、
事前のリーク情報の正確性が年々高まっているように感じられ、後に実際の発表を見た際にそれらの情報のほとんどが的中しており、結果的に一種の答え合わせのような状況になっていることが珍しくないように感じます。
このようなご時世ではあるものの、
私個人としてましては、ここ例年において6月, 9月, 10月の計3回行われるアップルのスペシャルイベントをリアルタイムで鑑賞することが楽しみであることに変わりはありません。
今から一週間後の来る時に備え、体調の管理を万全にして待ちたいと思います。
最後に、今回のイベントに間に合うかどうかは不明ですが、
アップルのCEOであるTim Cook氏が「まだ噂にもなっていない製品を開発中である」と明かしたそうです。
もし間に合うのであれば、先月に引き続き今年2回目の「One more thing...」が見られるのでしょうか?
こちらについても要チェックです!
以上が、私が予想するスペシャルイベントの内容になります。
本イベントについて、是非皆さんの意見も聞かせて頂けましたら嬉しいです。
・終わりに
最近のアップル界隈をめぐる話題につきましては、
事前のリーク情報の正確性が年々高まっているように感じられ、後に実際の発表を見た際にそれらの情報のほとんどが的中しており、結果的に一種の答え合わせのような状況になっていることが珍しくないように感じます。
このようなご時世ではあるものの、
私個人としてましては、ここ例年において6月, 9月, 10月の計3回行われるアップルのスペシャルイベントをリアルタイムで鑑賞することが楽しみであることに変わりはありません。
今から一週間後の来る時に備え、体調の管理を万全にして待ちたいと思います。
最後に、今回のイベントに間に合うかどうかは不明ですが、
アップルのCEOであるTim Cook氏が「まだ噂にもなっていない製品を開発中である」と明かしたそうです。
もし間に合うのであれば、先月に引き続き今年2回目の「One more thing...」が見られるのでしょうか?
こちらについても要チェックです!
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