2014年12月19日金曜日

iPhone/iPad/iPod TouchをUSB経由でMacと繋ぎ、Macのディスプレイとして運用できるアプリ「Duet Display」がリリースされました!



 アメリカ現地時間では昨日18日の正午頃、日本時間では本日の朝4時頃に、
iOSアプリの「Duet Display」がリリースされた模様です。
リリースから24時間以内は¥1,000で販売し、その後は¥1,500で販売される予定だそうです。
















記事のタイトルにて触れています通り、本アプリを利用することでiOSデバイスをMacのディスプレイとして使うことが可能になります。
このアプリの他にも同じ趣旨のアプリは存在しますが、それらは皆MacとiOSデバイスの間の接続方式には無線を採用していました。
しかし、本アプリでは無線を採用せずUSBケーブルを用いた有線接続を採用していますので、
無線を用いた他のアプリと比較すると圧倒的な「低遅延」を実現しているそうです。



 以上の特徴から私管理人も本アプリに興味があり、リリース直後の¥1,000で販売されている期間中に購入しました。
なお、本アプリを利用するには冒頭で紹介したiOSアプリだけでなくMac側にも専用アプリが必要です。
このMacアプリについてですが、iOSアプリとは違い公式サイトにて事前に無料で公開されています。
そういった点も含めた詳しい使用方法につきましては、下記のサイト様をご覧になることをオススメします。

iPadやiPhoneがMacの外部ディスプレイになる「Duet Display」初日だけのリリースセール、簡単な設定方法。 #ZeroLag / もっと知りたいリンゴあれこれ
http://rinare.com/20141219_duet_display_release.html


 その他、上の記事では触れられていない点としまして、私が重要と判断しました点を勝手に列挙されて頂きますと、
Mac側ではOS X 10.9以上(つまり、現時点では「Mavericks」と「Yosemite」)、iOSデバイス側からはiOS 5.1.1以上を動作対象として推奨しているようです。
ただこのように謳われてはいますものの、現時点ではiOS 5.1.1およびOS X 10.10.2 Betaでは動作が不安定であると報告されている(下の記事を参照)ようですので、
現段階におきましては、実質的に「iOS 6とOS X Mavericks, またはOS X Yosemiteの安定版」との組み合わせで使用できるという認識で良いと思います。

iPadをMacのサブディスプレとして使用することが出来る「Duet Display」のレビューと不具合まとめ。
http://applech2.com/archives/42482746.html



 私からの簡単な紹介はこれにて以上になります。

また本アプリは元アップルのエンジニアの方が開発されていることもあり、既に試してみたといった声が多くのサイト様からも聞かれます。
私はまだ実際に試してみてはいないのですが、
特徴として豪語されている低遅延(#ZeroLag)という点ついては期待していたユーザを裏切らない、相当に高い完成度のようです。


本アプリにつきましては後日、是非とも私からも使用感といったレビュー記事を投稿しようと思います。

現段階ではまだ、同時に接続できるiOSデバイスは1台だけみたいですが、
将来的には複数のiOSデバイスとの同時接続を想定しているそうですので、安定性の向上と同時に今後の展開についても楽しみです。
特にMac miniやMac Proといった内蔵ディスプレイを持たないMacの場合、既に何らかのiOSデバイスをお持ちの方は本アプリの購入するだけでディスプレイを調達できることになりますので、
iOSデバイスの商品箱に初めから同梱されているUSBケーブルをそのまま本アプリで使えることもありますし、
いつかはアップルに公式的に採用されるような未来があってもおかしくないと思うのは私だけでしょうか?


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